2007年4月16日月曜日

ラプソディ・イン・ブルー(ジョージ・ガーシュウィン)5話

20世紀前半に作られた名曲、『ラプソディ・イン・ブルー』。曲名からして、19世紀までのクラシック曲とはまた違った、現代的なニュアンスを感じさせるネーミング!
ドラマの中では、シュトレーゼマンと千秋という、二人の指揮者を次々と失ったSオケが、残されたメンバーのプライドと威信をかけて行う、学園祭での公演曲として登場している(しかし、そこはさすがSオケ。なんと仮装オケでの公演だ)。
通常の演奏ではクラリネットが担当する冒頭部、のだめ扮するマングースが奏でるピアニカによるメロディがなんともカッコイイ。そして、峰プロデュースによる、“和風ビッグ・バンド”の演出がぴたりと決まるのも、ジャズ的要素がある『ラプソディ・イン・ブルー』ならでは、なのである。

ラプソディ・イン・ブルー(Rhapsody in Blue)は、アメリカの作曲家ジョージ・ガーシュウィンが作曲したピアノ独奏と管弦楽のための音楽作品である。
ラプソディ・イン・ブルーというタイトルは「ジャズの語法によるラプソディ」といった程度の意味がある。ところでラプソディ(狂詩曲)とは「民族音楽風な叙事詩的な楽曲」という意味があるので、このタイトルから、ガーシュウィンはジャズをアメリカにおけるある種の「民族音楽」と捉えていたことがが伺える。

実際この曲はアメリカ的な芸術音楽の代表格とみなされている。ジャズミュージシャンによってもしばし演奏され、デオダートによる演奏が知られる。

ラプソディ・イン・ブルー

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