2007年5月30日水曜日

2台のピアノのためのソナタ(モーツァルト)1話

桃ヶ丘音楽大学で千秋の新しい担任となったピアノ科の教師・谷岡が、のだめとの合奏用に提案したのが、この曲。「学校一ピアノがうまい千秋くんの、後輩指導だと思って」と、谷岡からのだめを押し付けられた格好となった千秋だが、しぶしぶながらもレッスンを開始する。
この曲は、モーツァルトがピアノのうまい弟子(おデブのお嬢さんだったらしい……)との合奏用に作った、“あっかるいサロン向き音楽”。この曲が作られた18世紀のヨーロッパは、王族や貴族たちによる宮廷文化華やかな時代。彼らは、お抱え音楽家を自分たちのサロンで演奏させ、日々パーティーに明け暮れていた。この曲には、当時のサロンの華やかさと、きらびやかさが溢れている。

2台のピアノのためのソナタ

0 件のコメント: